第74回全国書初大会2023を開催!書き初め作品と席書会の伝統行事
全日本書芸文化院は、昭和25年より続く伝統行事『第74回全国書初大会』を2023年2月5日(日)に池袋・サンシャインシティ文化会館4階展示ホールBにて開催しました。
書初めの歴史は古く、平安時代の宮中から始まる伝統行事です。江戸時代には寺子屋の普及によって広がり、お正月に手習い始めをする習慣が現代にも繋がっています。
今年も、全国各地からご応募いただき感謝申し上げます。出品点数6,483点の中から、会場には優秀作品1,683点を展示しました。
会場入り口では、2023年1月1日に本院ホームページ上にアップした「全書芸に年賀状を送ろう~」企画に参加してくださった皆様の卯年の年賀状480点を展示。
毎年の特別展示企画を楽しみにしてくださる方も出てきて、全書芸の事務局スタッフが気合を入れている展示の一つです。
オープン前、舞台裏では本院役員75名および・事務局スタッフが大集合し、来場者の皆様をお迎えするための打ち合わせを行います。大会委員長の吉田菁風代表より挨拶。
いよいよ10:30オープン!役員が所定の位置についてご来場の皆さまをお出迎え。入口には先着3,000名様に抽選くじをご用意しております。当ると賞品引き換えコーナーでは「リン・リンリーン♪おめでとうございます」と
今年は何が当たったかな!?
さぁ会場の中へ進んでみましょう。
学年別に展示。同じ語句を書いている他の人の作品を見るのはすごーーく刺激になりますね。
会場中央では、午前・午後の2回にわたり代表選抜揮毫者総勢57名による席書会が11:20~と13:00~行われギャラリーの注目を集めます。
2023年1月より本院の代表となりました吉田菁風代表からは、「大切な日本の文化「かきぞめ」。皆さん頑張って書きましょう!」とエールが贈られました。
指導者の先生やご父兄が見ている前で一発勝負!
書き終わったあとは、ギャラリーへお披露目。
席上揮毫が終わると
揮毫者の皆さんへ表彰状と記念品を贈呈。書く前の緊張感からホッと解放されたような出場者の皆さんが音楽に合わせて退場~お疲れ様でした!!
横に座る指導者の先生方もいつものお稽古とは違う場所で生徒さんたちを温かく見守っています。
14:40~は授賞式。受賞者の皆さまおめでとうございます!!
コロナ禍の間、授賞式は、代表受賞者数名で開催をしておりましたが、3年ぶりに受賞者全員が会場に集まり賑やかな授賞式となりました。
大会委員長の吉田菁風代表からは、「受賞の皆様おめでとうございます。この波に乗って作品を書いていきましょう。小中学生の皆さんは、指導者の先生のお手本をよく観察し、高校生以上の方々は、素晴らしい宝である古典の臨書から多くを吸収して、今後の勉強の糧にしてください。今年一年、また書道に取り組んでいきましょう」とのお話がありました。
金子閣亭実行委員長からは、出品点数および書初作品審査会の概要をご報告させていただきました。詳しくは全書芸2023年3月号にて御覧ください。
受賞者代表謝辞は、師範部・漢字 特別大賞の佐藤煌果さん。
「さまざまな力のある作品から気づきを得ることができ勉強になりました。熱心な先生方のおかげで学生の頃より目指してきた高校の書道教員になることができました。若い方々にも書の楽しさを広め自分らしさを発見してもらいたい、という夢を持っています」
と受賞の喜びと今後の展望を語られました。
本年も沢山のご来場誠にありがとうございました。
第74回全国書初大会
全国6,483点の書初作品の出品の中から、厳正な審査の上、選ばれた優秀作品1,683点を展示。さらに、会場での選抜席上揮毫を開催。
受付にて来場者先着3,000名様に「くじ引き」をご用意。抽選で景品をプレゼント。
会場入り口では、『年賀状WEB書道展2023』の作品を展示して皆様をお迎えします。
- 日 時 2023年2月5日(日)10:30~16:00
- 席上揮毫 第1回目 11:20 / 第2回目 13:00
- 授 賞 式 14:40~
- 会 場 池袋サンシャインシティ文化会館4階ホールB
- 入場無料
- 作品展示 表彰・受賞作品1,683点(総務の部54点含む)
第74回全国書初作品大会2023上位入賞者
書初大会の舞台裏は「神錦帖(かんきんじょう)vol.6」 でご紹介しています♪
卯年の年賀状
ご応募ありがとうございました。優秀賞の皆さまにに賞品をお送りいたします。Happy Valentine♡♡また、次回の企画もお楽しみに!!
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