「第76回全国書初作品大会2025」1,618点の書初め作品展示と選抜席書会の伝統行事

第76回全国書初作品大会令和7年2025年2月11日(祝)池袋サンシャインシティ全日本書芸文化院席上揮毫選抜席書揮毫全書芸ワークショップ「みんなで大きな虹を完成させよう」第3弾
2025年2月11日(祝)池袋サンシャインシティ



全日本書芸文化院は、昭和25年より続く一日限りの伝統行事『第76回全国書初大会』を2025年2月11日(祝)に池袋・サンシャインシティ文化会館4階展示ホールBにて開催しました。


書初めの歴史は古く、平安時代の宮中から始まる伝統行事です。江戸時代には寺子屋の普及によって広がり、お正月に手習い始めをする習慣が現代にも繋がっています。

今年も、全国各地からご応募いただき感謝申し上げます。出品点数6,150点の中から、会場には優秀作品1,618点を展示しました。

上位入賞者の作品は【第76回全国書初作品大会2025上位入賞者発表】からご覧いただけます。



オープン



本院役員71名が各担当位置につき10:30のオープン準備。



入口では先着3,000名様に抽選くじをひいて運試し。

ワークショップ

入口左手にはワークショップ『🌈みんなで大きな虹を完成させよう🌈』コーナーで折り紙に一筆!

今年も虹が完成!感激です。皆さまの一筆ありがとうございました!

全国書初席書大会 代表選抜席上揮毫

会場中央では、11:20~と13:00~の2回にわたり代表選抜揮毫者総勢54名による席書会が行われ、ギャラリー注目の中出場者が今年の書初作品を披露しました。
幼児から大人まで次回はぜひ皆様のご応募をお待ちしております。席書会についてはこちらの記事でご紹介しております。

全国書初大会会場内

第76回全国書初作品大会令和7年2025年2月11日(祝)池袋サンシャインシティ全日本書芸文化院席上揮毫選抜席書揮毫全書芸ワークショップ「みんなで大きな虹を完成させよう」第3弾




会場入り口では筆墨店の一照堂・玉川堂・JOY文林堂様にもご出店いただきました。

全国書初作品大会授賞式



選抜席書会を終えるとメインスペースは授賞式に模様替え。14:40~受賞者の皆さまにお集まりいただき授賞式を開催しました。

本院吉田菁風代表の挨拶では、「書初大会最高賞誠におめでとうございます。人生の中で波に乗っているなぁと感じる時に、沢山書くと良い作品ができる。多見・多読・多書という言葉があるが、多くの良い作品を見て、多くの本を読み、多く書き目を養う。この賞を励みとしてこれからも書に親しんでいきましょう。本日は誠におめでとうございます」と受賞者の皆さまへのお言葉が贈られました。



原田弘琴書初審査実行委員長より受賞者の皆様へお祝いの言葉と出品点数および書初大会審査会の報告をさせていただきました。

ご受賞の皆さま、おめでとうございます。総出品数6,150点のうち、1/4が展示されいる。さらに、この授賞式には参加できるのは展示の1/10。今日は皆さまに2つお伝えしたい。
①書の素敵な作品には、いろいろな魅力がある
元気がいい作品。字形が整っている作品。筆法がきちんとした作品。余白が素晴らしい作品。構成が素晴らしい作品。などいろいろな魅力があるので、展示作品から自分の作品、他の方の作品の魅力がどこにあるかな?という視点で楽しんでほしい。
②書くことはすごく楽しい
白い紙の上に、黒い墨を含ませた筆を最初にどこに置こうかと緊張しながら、最初のひと筆を入れたら後戻りはできない。一枚を書き終わるまで緊張の連続。その緊張感やワクワク感が他にない書の魅力だと思う。学生さんは、このワクワク感を大人になるまでもっていただきたい。大人の方は、このワクワク感を次の世代に繋げていただきたい。
原田弘琴先生から審査を通して、受賞者の皆さまへ書の魅力を伝えていただきました。

書初大会につきましては全書芸2025年3月号(審査結果)・2025年4月号(大会模様)も併せて御覧ください。


受賞者代表謝辞は、一般部・かな 全日本書芸文化院賞の高瀬幸子(たかせゆきこ)さん。
「全日本書芸文化院で長くご指導いただく中で、かなの美しさ、古筆の奥深さを知ることができた。かなの基本は古筆の修練にあるという先生方の教えを心に刻み、自信とすることでこれまで歩みを進めてまいることができた。墨の香りに包まれて、心静かに書と向き合う時間は、心癒される貴重な時間。古筆臨書では時空を超えて故人の息づかいを感じる。どんな思いで書に向かっていたのかと想像を搔き立てられ、興味が尽きることはない。毎年恒例の書初めも楽しみの行事の一つになっている。このように楽しみながら学んだ全ての積み重ねが今回の受賞につながったことが大きな喜び。本日の受賞を励みとしてさらに努力していきたい」と受賞までの経緯と今回の受賞の喜びを語っていただきました。

おめでとうございます。

本年もたくさんのご来場誠にありがとうございました。

報道・取材

「日本書法」書道芸術社の細野誠氏にご取材いただきました。
ご多用の中ありがとうございました。

ニュースリリース

第76回全国書初作品大会を2月11日(祝)池袋サンシャインシティにて開催
~全国より応募6,150点。優秀作品1,618点展示と54名による選抜席上揮毫の伝統文化~

令和7年 第76回全国書初大会

全国6,150点の書初作品の出品の中から、厳正な審査の上、選ばれた優秀作品1,618点を展示。さらに、会場での選抜席上揮毫を開催。
受付にて来場者先着3,000名様に「くじ引き」をご用意。抽選で景品をプレゼント。
会場入り口では、ワークショップ『🌈みんなで大きな虹を完成させよう🌈』コーナーで皆様をお迎えしました。

  • 日  時 2025年2月11日(祝)10:30~16:00
  • 席上揮毫 第1回目:11:20(29名) / 第2回目:13:00(25名)
  • 授 賞 式 14:40~
  • 会  場 池袋サンシャインシティ文化会館4階ホールB
  • 入場無料
  • 作品展示 表彰・受賞作品1,618点(総務の部66点含む)
令和6年2024第75回全国書初作品大会池袋サンシャインシティ文化会館展示ホールB選抜席上揮毫席書会授賞式全日本書芸文化院一字書虹にじ

全国からより多くの皆様にご参加いただけるようになっている書初大会。来年もご出品を心よりお待ちしております。

第75回全国書初作品大会2025上位入賞者






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