今さら聞けない業界用語:東京の2大書道展会場「都美」と「新美」
牽洋
初めて2020年9月に投稿した全書芸メンバーBLOG【今さら聞けない業界用語:書道展の種類「社中展」と「公募展」】からあっという間に2年。
今さら聞けないシリーズの今回は、書道業界人がよく使う東京都の2大書道展会場の略語についてです。
—よくあるある!な会話—
Q. 「○○展の会場はどこだっけ?どっちだっけ?」
A. 「都美(とび)・上野」または、「新美(しんび)・六本木」
この会話で目的地と休館日を把握。
この2大美術館では、書道展が年中数多く開催され、そのほとんどが無料で入場できます。書道展ってどんな??たまには書道芸術に浸ってみたいという時は、ぜひこの2大会場へ!他の書道展会場より入りやすいです。無料で広く公開&写真もほとんどの会場でOKな寛容さ。ぜひ一般の方にも書道作品を見に来ていただきたい思いです。
都美…上野・東京都美術館(休館日:月)
東京都台東区上野公園8-36
●アクセス●
・JR上野駅「公園口」より徒歩7分
・東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分
・京成電鉄京成上野駅より徒歩10分
都美のホームページで紹介されているアクセスは、上記なのですが、
私は、自然食(根津の谷)やオムライス(洋食タケル)などお昼を食べてから…帰りにカフェ(亀の子束子谷中店)でお茶をして…パン(根津のパン)をテイクアウトして…など東京メトロ千代田線「根津」駅を使うことも。
美術館ぶらりと合わせて谷根千散歩もいいですね。
新美…六本木・国立新美術館(休館日:火)
東京都港区六本木7-22-2
●アクセス●
・東京メトロ千代田線「乃木坂」駅
青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
・東京メトロ日比谷線「六本木」駅4a出口から徒歩約5分
・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅7出口から徒歩約4分
我らが全書芸展の会場で一番行き慣れている美術館なのに…
何度、乃木坂駅の階段を登りながら、「しまった…今日、火曜日!?ちーん涙」となったことか。慣れている会場ほどうっかりしてしまうものですね。
新美のホームページで紹介されているアクセスの他に、東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目」駅から歩いて向かうのもおすすめ。まっすぐな道でとってもわかりやすいです。地上に出てすぐの場所にあるジュースバー(JUICE STAND BUBBLES)・寿司屋(鮨の四文屋青山)・タイ料理屋(ヤムヤムサイアム青山店)などでサクッと栄養補給してお散歩がてら…。
何はともあれ、休館日と会期最終日の終了時間を抑えておけば書道展を会期中めいいっぱい楽しめます。
最終日は、作品搬出があるので、会期中の終了時間よりも早く終了してしまいます。
最終日に滑り込めた~と思ったのに、ズコーーッ!(←硯坂49さんのお決まり文句)とならないようにお互い気をつけましょう。
何歳からでも書の世界へWelcome!!