書道展の楽しみ
中澤良楽
(良心書道会)
8月の初めに地元横浜で、全書芸名誉顧問の堀天鶴先生が代表をされている臨古書道展があり、所属する良心書道会から書友の皆さんと一緒に参加させて頂きました。
「臨古」、正しい臨書のあり方とその価値を認識するためにということで、創作ではなく臨書のみの作品展です。何を書こうかな?どこを書こうかな?等と思いを巡らすところから始まり、終了後には頑張って仕上げた作品は掛け軸となって手元に戻ってきます。表装は業者さんにお任せなので、今年は何色か、どんな柄かと言ったプラスアルファの楽しみもあるのですよ!
会場が神奈川県民ホールというのも嬉しい点です。県民ホールは山下公園、横浜港、中華街など横浜の恵まれた環境の中にある神奈川県を代表する文化施設です。
開催期間には友達と約束して、例えば老舗レストランSCANDIA(1963年創業)でランチをしたりしています。このスカンディアは1854年に日米和親条約が結ばれた横浜開港広場にあります。「臨古」だけに、古き時代を感じる良い機会となりますね。な~んて関連付けて言ってみましたが、老舗レストランに関しては、ただ美味しい物を食べたりお喋りしたいだけ!笑
書道展で写真を撮る時は、作品だけの写真の他に“人も入った写真”を撮るように心がけています。つい作品だけ撮りがちですが、振り返って見た時に人物の写真があった方が色々と思い出されて楽しいのでお勧めですよ!
(この写真は、山室良峯先生と先生の作品の前で撮って頂いたものです)
第51回臨古書道展
2023/8/9(水)-13(日)
10:00~18:00
*最終日16:00まで
神奈川・神奈川県民ホールギャラリー全室(横浜市中区山下町3-1)
本院名誉顧問 堀天鶴先生が会長の臨書作品展