鈴木方鶴先生の書への情熱を継承「第32回玄鳥書院展」~千葉県立美術館
全書芸スタッフ
「第32回玄鳥書院展」が千葉県立美術館にて開催(2024年7月2日~7日)。
全日本書芸文化院の運営総務として活躍した鈴木方鶴先生の方鶴書院で開催されていた半切の古典臨書展を大倉谷山・目良丹崖先生が「玄鳥書院展」として受け継いでこられました。鈴木方鶴先生の直弟子、孫弟子35名による作品展です。
現在は、目良丹崖 顧問、石川升心 代表、大久保樹心 副代表・福山行雲 副代表として月2回の研究会を中心に活動されています。
今回展から新たに加わった4名。
鈴木方鶴(1918-1985)
昭和25年(1950)の本院の創設以来、40年の永きに亘り会誌の充実、諸行事の企画運営、純正書道の普及・指導に情熱を注がれました。特に全書芸誌の編集において純正書道の主張、書の大道を説くに「古典の臨書以外に道なし」の信念を終始貫かれた書家であり教育者でありました。ご逝去三日前の1985年1月26日・27日には、本院の書初審査会に審査長として早朝より終日、陣頭指揮されたお姿が本院役員としての最後のお仕事であり、当日壇上でご挨拶されたあの温顔は本院役員500名との最後のお別れでありました。
【全書芸1985年3月号(通巻415号)訃報より抜粋】
- 2024/7/2(火)-7(日)9:00~16:30
- 千葉・千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1-10-1)
- 鈴木方鶴先生の書に対する情熱を継承し発展させている会員による書展
【主催】玄鳥書院
【後援】千葉県書道協会・千葉日報社・全日本書芸文化院・無心会
【出品者】
特別出品 鈴木方鶴
遺墨 大倉谷山
目良丹崖・石川升心・井川彩紅・伊丹翠光・岩田香舟・大久保樹心・大谷香蘭・小川玉泉・川上栖竹・小池白亭・小島祥泉・小寺薫子・櫻田東龍・佐藤有紗・佐藤陽菜・嶋口一葉・杉本暁花・鈴木幸風・鈴木彩香・須田凌丘・高井葉風・髙山尚鶴・滝口蘭邦・土屋真水(故)・積田智子・時松潤玉・豊田柏翠・平賀恵風・福山行雲・山崎蘭粋・山﨑梨雪・山下桐佳・若井爽秋・渡邉翠風