全書芸スタッフ

2018年5月に開催された北海道苫小牧漢字講習会の地である苫小牧市文化交流センター（アイビー・プラザ）にて、2024年9月14日（土）から16日（日）まで尚洋書道教室を主宰する本院運営総務の大澤尚洋（尚墨会）・大澤玉翠先生（玉筍会）の社中展「書と篆刻展」が開催されました。

平成16年（2004）に第1回「書と篆刻展」を開催。令和6年（2024）で第21回目の今回、尚洋書道教室メンバーが最終回の集大成としての開催です。

会場中央には大澤尚洋・玉翠先生がそれぞれ全書芸展に出品の大作を含む6点を展示し、会場内に16名の教室メンバーが臨書・創作作品を一人1～8点の合計70点が会場を埋め尽しました。

1945年生まれの大東文化大学同級生であるお二人。全日本書芸文化院の初代会長桑原翠邦に師事し、苫小牧市の書道文化発展に貢献されてきました。多いときには300人の子ども・大人が通われていた尚洋書道教室を長年、盛り上げてこられました。

大澤尚洋先生率いる尚墨会メンバーは漢字・かなの臨書・創作作品、大澤玉翠先生率いる玉荀会メンバーは篆刻作品を発表。最終回の集大成ということで、師の教えが活きた教室メンバーの皆さまの作品を拝見することができました。
　　　

そして、今回教室から祝い年の山田晨海・千歳（古稀）／望月香雪・登別（古稀）／加藤晴翠・東京（還暦）／浦河町・小松芳翠（知命）の4名が「書4人展」として会場奥に1人5～7点の作品を発表。

会場で小松芳翠さんにはお目にかかることができず残念でしたが、とても熱心に取り組まれていると大澤尚洋先生より伺うことができました。

大澤尚洋先生・大澤玉翠先生とお教室の皆さま、最終回の社中展開催お疲れ様でございました。
社中展はこれでひと区切りとのことですが、これからも尚洋書道教室のご発展、皆様のご健筆を祈念いたします。

来年2025年は、大澤尚洋・玉翠先生の2人展が同会場にて7月5～8日に開催されます。会期は、お二人の誕生日に始まり誕生日に終わるという仲睦まじい様子が伺えます♡

最終回・集大成「書と篆刻展」ー尚墨会・玉筍会ー併催／教室書友による山田晨海・望月香雪・加藤晴翠・小松翠書4人展

• 2024/9/14(土)-16(月・祝) 10:00-17:00 ✴︎最終日16時まで
• 北海道・苫小牧市文化交流センター（苫小牧市本町1-6-1アイビープラザ）
• 社中展:本院運営総務　大澤尚洋・大澤玉翠　主宰
• 今回最後の集大成の書展

【主催】
尚洋書道教室

【尚墨会】
池内錦水・岩本梓萌・加藤晴翠・河野美香・倉品朔葉・小松芳翠・桜庭香洋・佐藤佳風・筒井宥人・松久光風・望月香雪・山田晨海・大澤尚洋・大澤玉翠

【玉筍会】
有田勝子・五十嵐明果・佐藤修一・寺田彩秋・大澤玉筍