王羲之って、どんな人なの?
運営総務・児玉玲湖
(つくば市・玲湖支部)
書道を習い始めて1年弱の方が「先生、私良い本を見つけたんです」と嬉しそうに見せてくれました。
パラパラとめくると写真入り、絵入りで王羲之だけでなく懐素、褚遂良、太宗皇帝、顔真卿、黄庭堅まで出てくる内容で、私も充分に勉強になり、且つ楽しんで読めるものだったので「これイイネエ」と言ったら後日、取り寄せたとプレゼントしてくれました。
それからは電車の中やカフェ等、少し時間がある時はこの本を持って出かけました。
写真もたくさんあるので、その時代背景を思い浮かべながらの書道は更に楽しくなりました。軽い読み物ですが興味を持って読めます。
難しいのがイヤな私のような方にちょっと推薦したい本です。
石川九楊著「やさしく極める“書聖”王羲之」(新潮社のとんぼの本)