無謀だったけど・・・
運営総務・児玉玲湖
(つくば市・玲湖支部)
光明皇后の楽毅論を書きたい、書いてみたいと思っても、その細線の厳しさが出来ない。
ずーっと思い悩み、こうなったら無謀だが書聖・王羲之の楽毅論からにしようと書いてみた。もちろん出来は散々だったけど、ああこれ好きと思えただけでも挑戦して良かったと思えた。それからは光明皇后も出来はどうあれ何度も挑んでみた。
ある時、ある作家の「楽毅」という本を読んだ。史実に忠実だとは思えないけど、読んでいて中国のその時代背景を知ることができ、文章もすばらしいと思いほぼ休まずに読んだ。
急に楽毅論を書きたいという願望がムクムクと沸いてきて、書き始めると小説の場面が思い起こされ、楽毅論が論じる部分が私にも感じられ、楽毅なる人物が更に好きになってしまった。