「現代書展 書は何を見つめてきたか」を見て~帯広百年記念館収蔵作品から~
9月の連休が過ぎたあたりからめっきり秋めいてきました。
暑さ寒さも彼岸まで。
そして北海道は一気に紅葉シーズンに突入。
今年は新型コロナの影響で日常はガラッと様変わりしましたが、季節はきちんと巡ってきます。当たり前と思っていたことが当たり前ではなくなった一方で、変わらぬこともある。それを一入実感する年となりました。
さて、さて、
芸術の秋、こちら地元の帯広百年記念館では「現代書展 書は何を見つめてきたか」が10月11日まで開かれています。
無料です!
写真撮影可です!
私たちに所縁のある、比田井天来、比田井小琴、桑原翠邦をはじめ松本春子、柴田蕙山、上田桑鳩、金子鷗亭など26作家、35点が展示されています。前衛作品もあり、文字作品・非文字作品を同時に鑑賞できる地元では貴重な機会です。
展示作品には様々な系統があり、見比べるという点ではとても楽しい書展です。
静かな空間で、長い時間過ごしていると時間の経過とともに作品から受ける印象が変わってきます。見続けられる作品、見続けたい作品などなど見る側の気持ちも変わっていくことに気づかされた書展でした。