私の雅号
中澤良楽
(良心書道会)
書道を習い始めて少し経った頃、私は雅号の存在を知り大興奮しました。
自分にもう一つ名前が頂けるなんて!
私の本名は直子です。
初めて名前を知った人から「だから直球!ストレートなんだね!」としょっちゅう言われてきました。
本当にそう思うので、私にピッタリなこの名前をとても気に入っています。
良心書道会では山室良峯先生の一文字「良」を頂き、もう一文字を先生にご提案いただいたり、自分の好きな字を申し出たりして雅号を頂戴します。
例えば書友の「良酔」さん。
この雅号を初めて見た時には、きっとお酒が大好きなんだな!と想像しとても楽しい名前だと思いました。
私にぴったりな漢字は何だろうと考えてみたところ、何事も気楽に楽しむタイプなので「楽」?!
しかも「楽」という字は形も好きだ!と思いつきました。
でもそれでは「良楽」となるので落語家みたいになってしまいます。
書道教室に行っても話して笑ってばかりの私には、ある意味そのイメージもピッタリなのかもしれません。
ですが、おばあちゃんになるまで使う名前だと考えると、
「良楽ばあちゃん」となってしまいどうもそれではお笑い系です。(笑)
行き詰まってネット検索してみると、
「らら」と読ませて女の子に命名したり、
名称としても結構使われていると分かりました。
「ららら♪」なんて一番好きな響きだったのでもう大喜びです。
行く末は「ららおばあちゃん」「らら先生」になればいい!と老後の展望まで開けてしまいました。
山室先生も落語家みたいだけれど私らしくていいと笑いながらも賛成して下さり、こうして良楽という雅号がうまれました。
写真は、人気のはんこアーティストnorioさんにオーダーできる機会があったので作ってもらった遊び用のスタンプです。友達にわたすメモや封筒におして楽しんでいます。