お正月飾り

イニシャルO

半紙に書くことだけが「書」ではないことを知ってもらいたくて、毎年11月の終わりに来年の干支を書き、お正月の飾りを作成しています。今年はお稽古の回数が減り人数を減らしているので、中止にしようかと思いましたが、これを楽しみにしてくれているお子さんも多いので、小学生までは文字を書くことのみにしました。

大方の土台となる部分はこちらで作成します。夏休みが終わって2学期が始まると、この土台作りの準備を始めます。材料を買い揃えたら、11月の終わりの実施に向けて2か月程の内職期間が始まります。

当日は、まず土台を選びます。来年の干支の見本となる書の中から書きたいものを選んで練習し、練習が終わったら清書へ。作品に赤ペンで四角を書いて自分の名前の一文字を書きます。清書の中から土台に貼るものを決定します。今年は貼り終わったら完成です。中学生以上の人は飾りのレイアウトを考え、仕上げます。

玄関やリビングに飾ってくださるお宅も多い中、「うちは玄関に毎年の作品を展示しているよ」との声も。頑張って内職した甲斐があります。

今年の分は終わったばかりですが、今度はどんな作品にするか来年に向けての構想をぼちぼち始めます。