神錦帖(かんきんじょう)コロナウイルスの影響
全書芸スタッフ
2020年4月7日、7府県に緊急事態宣言が発令、
16日には対象地域が全国に拡大された。
全日本書芸文化院にも例外なく、様々な影響が及んだ。以下、まとめてみた。
●北海道・広島・東京の書道講習会が中止となった。
●数ヶ月間、運営委員会が開かれなかった。
●数ヶ月間、月例審査会に集まれなかった。
●数ヶ月間、編集会議に集まれなかった。
●稽古ができない教室が数多く、一般・学生・ペンに関わらず、全書芸誌の部数が減。
●月例競書出品数が減。特に学生の半紙・書き方。
●大倉先生を偲ぶ会が延期となった。
●70周年記念祝賀会が延期となった。
●2021年の運営総務全体会及び、新年会が中止となった。
上記のような状況の中でも、月例競書に出品してくださる会員の方々の中には、作品に同封して励ましや感謝の手紙を添えてくださる方々がたくさんいた。
福島のとある書道団体の会員様からは、マスク不足の中、事務局員のためにマスクを提供してくださった。感謝・感激の一言。
また、町田市のとある書道団体の先生からは事務局用にと、手指消毒用のジェルをご提供いただいた。感謝・感激…。
コンクール、全書芸展、師範認証式、書初大会は、会員の皆様とご協力を賜った先生方のお力で、予定通り開催された。
月例競書を出品してくださる方々、また行事にご出品・ご参加くださった方々、審査・実行委員の先生方、出品を後押ししてくださった先生方、感謝をお伝えするには言葉だけでは到底足りませんが、深く深くお礼申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。
*アイキャッチ画像の『COVID-19NO』は、第72回全国書初大会の特別展示「折り紙一字書」の作品より使用させていただきました。