子供の頃の賞状
中澤良楽
(良心書道会)
私が子供の頃から住んでいた実家を両親が引っ越すことになったため大掃除をしました。
何でも突っ込んで見て見ぬふりをし続けた納戸をとうとう片付けたのですが、面白い物が色々出てきました。
古いそろばん、周りが籐の籠になっている象印の魔法瓶、祖父母と父が応援していた阪神タイガースのヘルメット、竹製の物差し、羽子板・・・等、中でも一番面白かったのは私の名前が書かれた大きな紙袋です。中には私の小学生の頃の作文、絵、認定書、賞状がたくさん入っていました。
今回はその紙袋に入っていた珍しい賞状を2枚、
時空を超えて自慢させて下さい!(笑)
立派な賞状が何枚かあった中の2枚なので、多分大きなコンクールだったのかな?と思われます。星野直子は私の旧姓で、子供の頃はよく「スターの直子です☆」とふざけて自己紹介をしたものでした。へへへ
一枚目は、1979年にユネスコが国際児童年を宣言した時の記念で開催された全国学書展というコンクールのようで、私は11歳です。調べてみたところ、ゴダイゴのビューティフルネームが協賛歌だったと書いてあり、そう言えば国際児童年ってあったな~と何となく思い出しました。
二枚目は、日華書道交流展覧というものみたいです。中華民国年を西暦に直すには1911をプラスすると出ていたので、この民国64年というのは1975年のもの、私は7歳です。漢字をそのまま見ていくと凄く面白い表現があり笑ってしまいました。
「貴作品龍飛鳳舞気勢」
「あたなの作品は龍が飛ぶような、鳳(おおとり)が舞うような、意気盛んな作品」
ということなのでしょうか?!
翻訳アプリにかけてみたところ残念ながら特に文章に反映されなかったので、多分書道の賞状に書かれるただの決まり文句かと思われます。
思い出がつまった楽しい紙袋!よく取っておいてくれたなぁと母に感謝です。もう一枚おまけの写真ですが、どうやら小学一年の頃はスヌーピーに夢中だったようで、どこにでもヘンテコなスヌーピーが描かれていました。