原田弘琴

昨年9月に個展をさせていただきました。それからしばらくして、中学高校の恩師から「感動した」と葉書が来ました。美術の先生。今はリタイアされて本職の油絵の活動をなさっていて、その葉書も絵の展覧会の案内でした。

千葉市の元銀行だったという立派な美術館に先生を訪ねました。30年振り。「先生が（個展に）いらしたの、気づきませんでした。声をかけてくださったら良かったのに」と申しますと、
「目があっただろ！俺はすぐわかったゾ！」と少しムッとしている様子。（え〜〜全然わからなかったよぉ〜）

「絵には、空間っていうのがあるんだけど、書は「間」って言うんだって？」と始まる。

そう言えば、昔この人に言われたこと、今、私、お弟子さん達に結構言ってるなぁ。。

先生、マスク外してお話できるようになるまでお元気でいてくださいね。