北粋書展 始まる~小さなグループの大いなる挑戦~
令和3年9月23日
午前10時
ついにその時がやってきました。
北粋書展オープン!
書展開催決定からわずか3カ月半余り。
須藤蘭雪、高橋玲光、永田佐和、飯澤澄佳、千葉豊翠
全メンバー5名の小さな小さな書展。
展覧会というのもについて本来慎重に検討して、十分な計画を立てたうえで決断すべきもの。
しかしこのメンバーは一つ事が動き出すと止めることはかなりの至難技。😊
失礼を承知でゴールを目指して動き始めたのです。
案内に失礼はないか?
展示にミスはないか?
プロフィール、キャプションなど印刷物にミスはないか?
多くの不安を抱えながらも書展がスタートしました。
緊急事態宣言下、果たしてどれくらいの方が見に来てくれるものだろうか?
それが一番の不安でした。
しかし開場間もなく、その不安は杞憂に終わりました。
一人二人と知人、友人、古くからの全書芸の会員の方々が来場され、遠く札幌からは古くからの書友がご夫妻で来られたりと、会場は作品を見ていただく場でありながらも、旧交を温め、お互いを気遣いあう場へと変わり、一気に和やかな雰囲気に包まれました。
5名が4点ずつ合計20点。
臨書、創作。
半切~3×8尺
大小織り交ぜた作品を展示しています。
そしてこのほかに
帯に小色紙5枚を並べた共作
扇面作品、
などなど女性の多いグループなだけに、遊び心も演出。
会場の一角には、全書芸本部より送っていただいた全書芸誌を展示、『今の全書芸』を紹介しています。また全書芸初代会長・桑原翠邦先生の作品を3点展示しました。
初日を終わってみれば、118名の来場者。
そして今日3日目を終え延べ301名は私たちの想像以上のものです。
今まさに全書芸展出品の締切り目前。
毎日準備でへとへとになっていましたが、メンバー全員が全員頑張ってこられたのは、多くの仲間の応援や書展への期待です。そして何よりもこのコロナ禍での書展開催を力強く後押ししてくださった全書芸の岩本社長をはじめ本部の多くの先生方のご声援があったからこそと感じています。
この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
会期は早くも折り返し。
お時間のある方、懐かしい人にお会いしたい方、
是非お越しください。
愉しいお話をしましょう!
お待ちしております!!
※展覧会の作品画像は全書芸のフェイスブックをご覧ください。