私の雅号 vol. 2

中澤良楽
良心書道会

以前こちらのブログで私の雅号について書かせて頂いたことがありました。

私の所属する良心書道会では山室良峯先生の「良」をいだたいて雅号を頂戴するのですが、もう一文字には意味も字形も好きだった「楽」をお願いして名付けて頂いたというブログです。

「良楽」だなんて円楽さんみたいで落語家風だと言って、お喋りの私にピッタリ!と山室先生や書友の皆さんと大笑いした楽しい思い出です。

雅号は音読みにすることが多いとおっしゃりながらも、その辺りは曖昧にして大らかに許して頂いたお気に入りの雅号なのでした。

その頃、職場でこんなこともありました。
小さな4人チームのメンバーの名前が偶然、直子、直美、直子と重なってしまったのです。4人中3人が「なおちゃん」と呼ばれていたメンバーなのでした。そこで、私の雅号を知っていた上司の提案で、書道とは全然関係のない職場で、私はその頃「らくちゃん」と呼ばれていたのでした!笑

ただ時は流れ、残念なことに昨年の秋に円楽さんは亡くなりました。そして、私も新人時代とは違って書歴も重ね、師範に合格し、理事にして頂くまでになりました。そこで、落語家風と言って笑っているよりも、そろそろ「りょうがく」と音読みにしようと思い至ったという訳です。

次回、雅号にフリガナを記入する機会がきましたら、思いも新たに「りょうがく」と書こうと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。