第52回全書芸展の見どころ解説
全書芸スタッフ
2023年12月14日(木)~25日(月)まで国立新美術館で文化庁・東京都後援”公募”第52回全書芸展が開催。会場内1,149点が展示されます。会場内をめぐりながらあなたの心動く作品に出会えますように…。
OPENに先駆けて、見どころをご紹介いたします。
会期中のイベントについては、受賞作品解説・ぶらっとギャラリートーク・公開講座「かな書へのいざない」~紫式部の書道観~の記事をご覧ください。
- 入口正面:役員の大作と立て看板
- 小品コーナー
- 一字書コーナー
- 13番室:公募・無鑑査授賞・表彰作品
- 近世大家遺墨
- 第73回全国書道コンクール優秀作品
- 筆墨店
入口正面:役員の大作と立て看板
全書芸展の入り口正面のお部屋12番室には本院代表をはじめ、名誉顧問・評議員・四役などの幹部役員の大作でご来場の皆さまをお迎えいたします。
パッと目を引く横1.2m×高さ3.6mの赤い立て看板は撮影スポット。ご来場の記念に全日本書芸文化院の役員の大作をバックに看板の左右に立っての記念撮影が好評です。
お写真バシバシお撮りしますので、受付スタッフにお気軽にお声がけくださいね。
小品コーナー
入口から真っすぐ進むと11番室には委嘱役員の小品コーナーになります。日ごろ大作を書かれている役員の先生方の小さな作品。今回は、下記の委嘱役員19名にご協力いただきました。いつもと異なる趣の書に出会え、人気のコーナーです。
一字書コーナー
全書芸展で一字書!初めての企画必見です!
今回は、下記の委嘱役員10名にご協力いただきました。
13番室:公募・無鑑査授賞・表彰作品
入り口左手、受付横の通路を抜けると正面のお部屋13番室には、公募部門・無鑑査部門の授賞・表彰作品を展示。作品解説↓は、この13番室にて実施します。ぜひ作品解説の時間に合わせてご来場をお待ちしておりますね。
- 2023/12/14(木)11:00漢字 古谷春峰/14:00かな 大野幸子
- 2023/12/16(土)11:00漢字 石川升心/14:00かな 平澤琁子
- 2023/12/23(土)11:00漢字 河合菖汀
- 2023/12/24(日)11:00漢字 宮本鳳邨
近世大家遺墨
レッドカーペットが敷かれた近世大家遺墨ゾーンでは、昨年度の全書芸誌「鑑賞ルーム」に掲載された作品の実物が8点並びます。貴重な保存資料ですので、お見逃しのないようよろしくお願いいたします。
第73回全国書道コンクール優秀作品
子どもから大人まで半紙・硬筆の腕試し。応募総数9,286点の中から毛筆・書き方・ペン字の優秀作品を展示。
文部科学大臣賞・東京都知事賞・最優秀大賞・優秀大賞・優秀賞一席・優秀賞二席・優秀賞三席・優秀賞、
師範部は、特別大賞・特別賞・秀作賞、
総務部は、代表賞含む全作品、
一字書の部は、一字大賞・一字秀作賞
の全286点を展示します。
元気いっぱいの作品、繊細で丁寧な作品、臨書・創作の気品漂う作品など、同じ大きさの紙に各々が表現した作品をお近くでご堪能ください。
筆墨店
最後のお出口では、無鑑査部門の賞にもなっている筆墨店が出店しています。
筆やペーパーアイテムなどお求めいただけます。ご利用ください。
受付の記帳台の小筆は、こちらの筆墨店のものを使用しています。
- 前半12/14-18 九段下・玉川堂(ぎょくせんどう)
- 後半12/20-25 青砥・一照堂(いっしょうどう)
【公募】第52回全書芸展 開催概要
■会期 2023年12月14日(木)-25日(月)
*10:00-18:00(最終入場は17:30)
*12月19日(火)休館
*最終日は14:00閉展( 最終入場は13:30)
■会場 国立新美術館 2階(2B・2C・2D)
■後援 文化庁・東京都
■入場 無料
■展示 公募・無鑑査・展覧会委員・委嘱役員小品の1,149点
■特別展示 近世大家遺墨8点・全国書道コンクール優秀作品286点
■イベント 作品解説/ぶらっとギャラリートーク/公開講座「かな書へのいざない」~紫式部の書道観~
冬の六本木・国立新美術館での書道作品鑑賞をお楽しみください。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。