硬筆練習のための文章作り
中澤良楽
(良心書道会)
今回は、硬筆のお稽古の話です。
提出物の他に、時間内は学年別漢字リストからドンドン漢字を練習していい事にしているのですが、一見難しい漢字リストがとても人気です。暗記する学習とは一味違って、見て上手に書くことには挑戦してみたい子が多いのでしょう。
そんな訳で、最近では漢字リストでは味気ないのでオリジナル文章を作っています。でも無理矢理たくさん漢字を入れ込んでいて、私の作った文章は何だかヘンテコです。笑
・ 父と母は電車で、兄、姉、弟は歩いて通っています。
・ 顔、頭、首、手、足。たくさん食べて元気な体。
2つ目のお手本の時には「人食いだ」と言った子がいて。鬼だ~!キャー!と小学生の一番好きそうなネタを提供してしまい、みんなで大笑いしました。
そんな中、強力な助っ人が現れました。指導を手伝ってもらっているノリコ先生です。ゲーム感覚で楽しかったと言いながら、全部の漢字を使った文章を学年別で作って下さいました。例えば3年生はこんな文章です。
◎ 世界中が地球温だん化問題に取り組む理由は?
◎ 定期的に歯科医院に相談して、バランス指どうを受けよう。
す、す、素晴らしい!!!!!子供心をくすぐる大人っぽい文章!!!!
「習う漢字でこんな難しい文章も書けちゃうのね~」と言うとみんな誇らしげです。
もっと紹介したいので例えば4年生。
◎ 水害にあった市街地で老人を救出した勇気ある行動
◎ 冷静に説明するよう努めたが、会議は熱気を帯びてきた。
ノリコ先生!お見事っ!というエピソードでした。
ちなみに、先日は「ビャンビャン麺」と書いてみたいという子が居たので、お稽古が終わった後みんなで挑戦してとても盛り上がりました。皆様も是非書いてみて下さいね~♪