新潟・長岡出身の堀愛泉先生が創設「第43回群象書人団長岡展2024」
全書芸スタッフ
本院名誉顧問の堀天鶴先生率いる群象書人団の長岡展が開催(2024年7月6日・7日)。「全書芸」で共に学ぶ仲間であり堀愛泉先生が創設した群象書人団の新潟で活動するメンバーによる書展。今回展は七夕の時期と重なり、会場の一角にその場で書いた短冊と一緒に写真を撮れるよう七夕のフォトスポットが登場!
全書芸スタッフも久しぶりの長岡で七夕の雰囲気と書を楽しむことができました♪♪
会場は長岡市中央図書館の2階。入口には、新潟らしく米袋に駒形晃石先生が書いた「群象書人展」の題字がお出迎え。
会場内
高い天井の会場内に広々と展示された軸作品
出品者の書
生活の書
楽しみながら生活の中に取り入れられる書道の形として小さな作品も展示。作品下に飾られた小さな無数の花たちに目が留まりました。長谷川陽幸先生が一つひとつ作られたドライフラワーに感動!
「全書芸」2024年6月号の支部紹介でも紹介しました長谷川陽幸先生の陽幸・彩明書道教室は、見附市の商店街にあり、お花屋さんと間違われるほど季節ごとに沢山のお花が咲いているようです。陽幸先生が大切に育てられているお花たちも参加して、書展会場を華やかに彩っていました。
七夕フォトスポット
全書芸BLOGメンバーとして日ごろより新潟から情報を発信してくださっている土屋彩明先生が担当された七夕コーナーが圧巻。受付で短冊を受け取り、それぞれ願い事を書いて。笹の葉につけたら手に持って写真撮影。見事に表現された天の川と笹の葉の壁面は、来場のご家族で賑わいをみせました。
七夕の風習も改めておさらいでき、「硯洗い」は、硯だけでなく、勉強に使っている道具を綺麗にするのも良い、というお話しも伺いました。
堀愛泉(1914-1997)
全日本書芸文化院の設立に参画し、1972年には運営委員長を務める。
1976年の全書芸ニューヨーク展に参加。1993年からは全日本書芸文化院の代表を務める。
無心会同人、理事
現日会同人、審査員
全日本書芸文化院運営委員長
横浜書道教育会長
横浜書作協会会長
群象書人団代表
著書:「書の心」「新ペン書範」
【主催】群象書人団
【代表】堀天鶴
【出品者】
小林静雲・鈴木佳啾・長谷川陽幸・山本雅・吉田綾香・白島鶴雲・松田水雲・土屋彩明・原山功石・駒形留美子・駒形晃石
群象書人団の益々のご活躍を祈念いたします。
群象書人展の記事
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