登別温泉に見る 比田井天来・桑原翠邦・淺沼一道~新たな観光スポット!~
今年の北海道は暑い!
のか、それとも
今年も北海道は暑い!
のか・・・
それでもようやく気温も落ち着いてきました。
9月に入り北海道も秋の観光シーズンです。
例年なら9月下旬には旭岳初冠雪の知らせも届きます。
皆さんの中にはこれから北海道に遊びに来られる方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで耳寄りな情報をお伝えしますね。
北海道で有名な温泉地『登別』。
泉質が有名なことは勿論、ここには地獄谷や大湯沼・クマ牧場などの観光スポットも沢山あります。
その観光スポットに加えていただきたい書碑があります。
それが、比田井天来書「功勞碑」、桑原翠邦書「湯澤神社」社号碑、淺沼一道書『開湯百年 カルルス温泉』・『湯恩』碑です。
「功勞碑」と「湯澤神社」の二碑は地獄谷の入り口に続く道路、丁度ホテル第一滝本館の裏側の道路沿いに見ることができます。
比田井天来書『功勞碑』
二つ並んだうちの左側が天来による「功勞碑」です。
晩年の最高傑作です。
この二碑の由来については碑の前の「石碑の由来について」(全書芸運営総務・島谷雅堂先生書)に詳しくあります。
桑原翠邦書『湯澤神社』
上記の二碑を正面に見て左側に「湯澤神社」があります。
その社号碑『湯澤神社』を翠邦先生が書かれています。
この碑は一目見て翠邦先生のものと判る書風。
懐が広く暖かい作品です。
師弟の書碑が並んでいると言っても良い近さで立っているのは佐久市もちづきの天来自然公園の外に今のところ私は知りません。
淺沼一道書『開湯百年 カルルス温泉』・『湯恩』
登別温泉から8km、車で15分くらいのところに「登別カルルス温泉」があります。
ここの「渓楓園」という公園に私の師淺沼一道先生の「開湯百年 カルルス温泉」・「湯恩」という碑があります。
当時先生が私に送ってくださった室蘭民報の切り抜き記事もご紹介させていただきます。
是非北海道にお越しの節は登別温泉にも足をお運びいただいてこれらの作品を見ていただきたいと思います。